ふたばこども園

園長ブログ

つぶやき

~手間をかけて取り組む子どもたちに~(「初等教育資料」より引用)

子どもたちの世界に「三間(さんま)」が乏しくなった。「三間」とは「時間」「空間」そして「仲間」のことである。しかしその三つが不足するうちに、四つ目の「間」も抜け落ち始めている。子どもが「手間」をかけることが苦手になってきたと感じられるのである。
例えば、文字が多い本より絵や写真の多い方を選び、絵の作品はてっとり早く仕上げる傾向にある子どもたち。ボタンやスイッチ一つで新しい画面や局面に気ままに移動できるのであれば、わざわざ足腰を使って「手間ひま」かけるのは面倒なことだと思うのは自然なことである。そのような「手作り」の
楽しさや喜びを忘れさせるグッズに子どもの心が支配されすぎている。
「手間」を大切にするのは、じっくりと心と体を熟成させる「スローフード」でもある。心の教育も体験活動も、「手間」というゆとりの中でこそ充実する。「手間」をかければ個性が育ち、共感力が高まり、人間関係が育つ。それが将来仕事を大切にしようとする意識へとつながる。
忘れてはならないこと、それは、「三つの間」は大人が用意することができるが、実際に「手間」をかけて取り組むのは子ども自身が持つ心と体の力によるしかないのである。(以上引用)
考えさせられる内容ですね。幸い幼稚園・保育園には「時間」も「空間」も「仲間」もたっぷりあります。その中でじっくり過ごさせ、そして、園でも家庭でも教師や親がしっかり意識して「手間」をかけて取り組む子どもたちに育てていきたいものだと思います。

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